イメージ 1
 
2012.03.23
 
3時少し前です・・・8番札所の西善寺は東国花の寺百ヶ寺になっていますのでコミネモミジを見に以前に来た事があります。
 
札所8番 清泰山 西善寺(せいたいさんさいぜんじ)
 
秩父札所8番寺へ入ると、本堂前のコミネモミジの古木に圧倒されます。1950年に天然記念物として県の指定を受けたこの大樹は、天正年間に植えられたもので、樹齢500年という老木ですが樹勢は今も良く、幹の周囲3m、高さ10m、枝張り南北18m、東西20mという豪勢さです。本堂は、間口7間、奥行6間、軒唐破風の向拝を配した寄棟造りで、向拝から入ると方形の土間が切り込まれ、観音様が身近に感じられます。本中央に十一面観音を祀り、阿弥陀三尊仏が右側に安置されています。秩父札所8番の阿弥陀様は無限の幸せを、観音、勢至菩薩は人々をお助け下さります。当山でご祈祷した肌着を着用すると、下の世話にならず長寿が保たれ安楽往生できるといいます。 
                                               インターネットより
 
 
樹齢600年と言われているコミネモミジも今はまだ新芽が出ていませんがそれなりに貫録があります。
又ここにはぼけ封じの寺としても有名です・・・ボケないように頼んで来ました。
 
イメージ 2
イメージ 3
 
 
 
次は9番に向かいます。
 
札所9番 明星山 明智寺(みようじょうさんあけちじ)
 
秩父札所9番寺の元の観音堂は、1881年(明治14年)に落雷のため焼失し、その後建造されたものは、間口4間、奥行3間のこじんまりしたものでした。しかし、平成2年3月に、新しく建立された新観音堂は、二間六面の六角堂形式の美麗なもので、ここに御本尊をまつるとともに、従来の建物も新しく造りかえられました。秩父札所9番の縁起によれば、昔この村に親孝行な少年がいました。盲目の母の眼を開かせようと、日夜老母の手を引いて観音様にお詣りしていました。ある日のこと、老僧が現れて、この母子の健気な姿を大いに哀れみ、母に眼を救いたければ観音経の「無垢清浄光・慧日破諸闇」の二句を唱えるよう論すとそのまま姿を消してしまった。母子は、堂にこもって、一心に観音経の二句を唱えつづけていると明け方、内陣から明るい星が光りまたたき二人を照らした。そのとたん母の眼が一瞬のうちに開いて、暗黒の世界から解放されたといいます。 インターネットより
 
 
ここでは、飛騨高山など岐阜県飛騨地方で昔から作られる人形のさるぼぼに似た人形?がありました。
千匹猿と言うそうですが・・・・赤ちゃんの胎児にも似ているような猿にも似ているような・・・・安産にご利益があるようです。
 
イメージ 4
 
 
 
 
次は10番に向かいます。
 
札所10番 万松山 大慈寺(ばんしょうざんだいじじ)
 
秩父札所10番寺は赤い頭巾と白い腹掛けを着せられた延命地蔵に迎えられ、急な石段を上ると三間二面の楼門形仁王門があります。両袖の火灯窓をのぞくと、4尺(1m21cm)位の形のいい仁王が構えておられます。秩父札所10番の本堂は、中央部に2間半の向拝がつき、その中が土間になっていて参詣者は履物のまま入って拝むことが出来ます。本尊は、恵心僧都の作と言われる聖観音で、賽銭箱の横に40cmほどの赤渋色のお賓頭盧さまが、笑顔で座っています。信者が自分の病む個所を手でさすり、それでお賓頭盧さまの同じところをなでると、病気がそこへ移るという俗信があり、願掛けをする人があとを絶たない。そのため手沢で全身がぴかぴかに光っています。 
                                             インターネットより
 
 
 
延命地蔵さんを見ながら歩くと庚申塚があり、巡礼者の安心立命の御利益を与えてくれているそうです。
階段を上り仁王門を通り本堂前で読経です。
ここにもおびんずる様がおりました・・・肩と首をなでで来ました。
 
イメージ 5
 
 
 
345分です・・・5番に向かいます。
 
札所5番 小川山 語歌堂(おがわさんごかどう)
 
秩父札所5番では美しい屋根の仁王門をくぐると、正面に三間四面の語歌寺の扁額のかかる観音堂が見えてきます。秩父札所5番は、昔、この堂を建てたのは本間孫八という分限者で、孫八は和歌の道に親しむ風流人でありました。ある日、ひとり堂にこもって歌想を練っていると一人の僧が訪ねてきて、話が好きな歌道のことに及ぶと大いにはずみ、二人は夜を徹して和歌の奥義について論じ合いました。翌朝孫八が目を覚ました時、旅の僧の姿はすでになく、のちにこの僧こそ聖徳太子の化身であったことがわかり、孫八はこの堂の名を語歌堂としたといいます。   インターネットより
 
回廊の擬宝珠が札所の中では一番美しいとか
西国・坂東・秩父の日本百番観音霊場の中でも、本尊が准胝観世音菩薩(じゅんていかんぜおんぼさつ)なのは、秩父札所五番の語歌堂と西国札所十一番の上醍醐寺(かみだいごじ)だけ、という話を聞きました。
 
イメージ 6
 
 
最後の4番に向かいます。
 
札所4番 高谷山 金昌寺(こうこくさんきんしょうじ)
 
秩父札所4番寺に着くと目の前に二階造りの仁王門が現れます。山門の両側には、木造りでは札所一番の大きさを誇る身の丈7尺の仁王が力強い形相で人々を射竦めています。口を大きく開いた呵形の金剛、ぐっと口を結んだ吽形の力士。左右の柱に2mほどの大草鞋がかけられています。秩父札所4番の仁王は健脚の神として尊信されてきたところから草鞋の奉納となったと言われております。金昌寺は石仏の寺として有名であります。1300余体で、その形態は羅漢、観音、地蔵、不動、十三仏などさまざまであります。秩父札所4番の寺に石仏が多いのは、1624年住職古仙登嶽和尚が、寺院興隆のため石造千体仏建立を発願し江戸を中心とする各地を巡り寄進をつのり、7年の歳月をかけて成就したものだといいます。                  インターネットより
 
ここは何となく「絵」になる寺さんの様で仁王門からして恰好が良く、
両サイドには大きな草鞋があり写真撮影にはもってこいです。
尚石仏も沢山ありこれ又絵になります。(約1300余体)
 
イメージ 7
 
 
 
先達さんの酒飲み地蔵の説明をyoutubeでどうぞ
 
 
又ここには慈母観音があり秩父札所めぐりのパンフレッドや案内に良く見られます。
母親が子供にお乳を与えている姿は・・・・4歳まで飲んでいた私は何と表現してよいやら(笑) 
 
又、蓮台(れんだい)にカエルの彫刻があり、これは参拝者が自らを反省し、慈悲の心にカエルことを表しているそうです。
イメージ 8
 
これで今日の10ヶ寺巡りは全て終わりました・・・・440分です。
最後に寄ったお土産屋さんで先達さんとお別れです。
最後まで手を振ってくれました・・・10ヶ寺の案内有難うございました。
5時過ぎに立川向け出発・・・7時過ぎ到着。
 
 
①②とコメントを頂き恐縮です。最後の今回にすればと今頃思います。ので今回はコメント欄を外しました。
又来月巡りをしますのでその時に又・・・。