坂東三十三観音霊場巡り二日目②
 
2013.05.26
当初の予定ですと高蔵寺でしたが、笠森寺を先に参ります。
この笠森寺は階段が沢山と聞きましたが、初日の飯山観音に比べれば楽なようです。
今回の坂東三十三観音霊場巡りの中で飯山観音が一番きつく、この笠森観音様が二番目にきつい様です。
他はそんなでもない様ですので・・・
 
 
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笠森寺(かさもりじ)は、千葉県長生郡長南町笠森にある寺院、天台宗別格大本山、坂東三十三箇所の第三十一番札所、山号は大悲山。
寺伝によれば延暦3年(784年)に最澄(伝教大師)が楠の霊木で十一面観音菩薩を刻み安置し開基されたとされる古刹で、古来より巡礼の霊場として知られており、十一面観音像が本尊であることから「笠森観音」と通称される。
大岩の上にそびえる観音堂は、61本の柱で支えられた四方懸造と呼ばれる構造で、日本で唯一の特異な建築様式であり重要文化財である。観音堂の 75段の階段を上がった回廊からは、四季それぞれに美しい房総の山々が眼下に眺められ、その景観は一見に価する。他にも重要文化財の鋳銅唐草文釣燈籠など多くの文化財も残されている。 インターネットより
 
 
成程自然林の中を緩い階段を上って行きます。
暫く登り・・・三本杉が現れます・
根元が1本につながっている珍しい木です。
 
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又少しのぼりますと今度は子授楠(こさずけのくす)・・・根元の穴をくぐると、子供が授かるといわれる霊木・・・穴がくっきりと・・・潜りますと子授観音さんが・・・
続いて芭蕉の碑がありました。
芭蕉翁句碑(ばしょうおうくひ)
「五月雨に この笠森を さしもぐさ」 江戸時代・天和(16811683)の昔、芭蕉が観音堂の上で詠んだ句だそうです。
 
 
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ニ天門を潜り・・・一段と高い所に観音堂が見えて来ました。
 
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この階段は靴を脱いで上がらなければなりません。
サンダルに履き替えますが、降りる時に危ないので殆どの人がなにもはかずに靴下のままで・・・綺麗に掃除され、汚れませんでした。
登り終わり何時もの様に読経です。
終わっての眺めは最高でした。
 
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もうお昼の時間ですが、お店屋さんが混んでいる様でして・・・
最後の三ヶ寺目を廻ってからの食事です。
高蔵寺に向かいます。
 
 
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 寺の前でバスが停車、階段を上り直ぐ山門を潜り本堂です。
まず目につくのが高床式になっている本堂で、88本の柱から出来ているそうです。
 
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高蔵寺(こうぞうじ)は、千葉県木更津市にある真言宗豊山派の寺院。山号は平野山(へいやさん)。本尊は聖観世音菩薩であり、坂東三十三観音霊場第30番札所である。通称は高倉観音(たかくらかんのん)。
由緒 [編集]
用明天皇の代(585年~587年)に徳義が小像の観音菩薩を感得して寺を建立したという。この観音像は、行基が刻んだ観音像に納められているという。
高床式建物の本堂
この高蔵寺の本堂は「構造は壮大にして古朴な る稀に見るべきものなり」と評されている如く、 高床式の特異な建物である。大永六年(一五二六)藤原時重の建立。重層入母屋造り、床の高さ 一・八メートル、床をささえる柱の数八十八本の 堂々たるものである インターネットより
 
 
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本堂の床下のスペースは「観音浄土巡り」と呼ばれる仏像資料館になっています。入館料300円を払い、入場すると、中は3つのスペースに分かれ「地獄界巡りの間」「極楽界巡りの間」「観音浄土界の間」と名付けられ、閻魔像からビリケン像までに至る神様や仏様が、陳列されていました。
ここの観音様は大型で、行基が彫ったと伝えられ、高さ3.6mの一本彫の正観世音菩薩様で、一本彫では全国札所の中でも最大級と言われているそうです。足元から見上げて、参拝出来るようになっていましたので仰ぎ見ながらの合掌でした。
 
 
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これで今日の三ヶ寺全部が終わりました。・・・1320分です。
これからやっと昼食のお店に向かいます。
そのバスの中でも読経です。
30分位は乗ったでしょうか?こじんまりしたお寿司屋さんに到着。
寿司では無く、刺身に天婦羅でした。
 
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いつもの様にお土産屋さんに寄ります。・・・木更津港でした。
相変わらずアジの干物をお土産に・・・帰りはアクアラインを通りましたが凄い渋滞です。
 
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立川着1850分。
3回目の参加は7月です。