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所在地・・・・東京都文京区関口2-11-30

近代日本の花鳥画~花と鳥の肖像~

明治時代の花鳥画は、江戸時代の狩野派や文学画家たち以来の技巧の伝統から脱却しきれず、

近代化という側面からは立ち遅れていました。そのような中で、洋画の研鑽を積み、単なる写生では

なく、そこに解剖学的な感覚を取り込んだのが、荒木寛畝。また、その弟子で、

近代日本画壇の代表的な花鳥画家・荒木十畝は写生の観念を尊重する一方で、

画家の精神的なまなざしをもって、理想の天地を描きだすことを追求しました。

十畝は、「単に花と鳥だけ描いたところで仕方がない。天地の一部分として花鳥を組織する精神が

必要である」と述べています。十畝が目指していた花鳥画は、モデルの精神性をも表現するような、

いわば花や鳥の肖像画といえるのかもしれません。今回の展示では、大正から昭和初期に確かな

地歩を固めた、花鳥画家たちの作品を厳選いたしました。・・・カタログより

2009.06.28

縁者より招待券を頂いたので行って来ました

記念館の敷地内の庭園には四季其々の樹木や花が楽しめます

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記念館の中は撮影が禁止です

講談社野間記念館に展示されていた作品を荒木十畝画集より接写しました。

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四季花鳥画です

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その他に12ヶ月図と称し、1月~12月までの其々の月に応じた画もありました

ちなみに縁者宅に飾ってある「荒木寛畝・十畝」の作品です

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